名古屋のペットショップ
私は名古屋の中心街のあるバーでフロア担当として働いています。初めた当初はご指名も少なく、この先続けていけるかしら・・と心配していましたが、お客様のお話にじっくり耳を傾け、自分なりに時事ネタや流行している話題などを仕入れてお仕事に臨むと段々にご指名も増え、いつの間にかお店でもトップの成績を頂くことができるようになりました。トップになったとはいえ、いつまたその座を明け渡すことになるかは分かりませんし、おちおちとはしていられません。そんなある日、お店のごひいきのお客様とお話をしている時、以前に私が飼っていたペットの話になりました。当時は塾講師のバイトをしながら何とか食いつないでいる状態で、彼氏もなく、本当に寂しい生活をしていました。孤独というのは本当に精神をむしばんでいくもの、私は毎日本当に心に穴があいたような気分でした。そんなある日、何気なく立ち寄ったペットショップにフェレットを見つけたのです。真っ白で妖精のような小動物です。お値段はなかなか高かったのですが、当時のさびしい私の心をうめてくれるには十分な存在です。そんなフェレットは1年前に亡くなり、寂しく思っていました。そんな矢先にお客さんがフェレットが家にいるからあげるよ、と言って下さったのです。これからまたハッピーな生活が始まります!!